HEAD acoustics coreIP-Alexa: Alexa 搭載デバイスの音声品質測定

07. 9月 2022

Amazon Alexa は 要件をクリアした Alexa 搭載デバイスデバイスであれば、 Alexa-to-Alexa コール 、即ち他の Alexa ユーザーとの “telephone calls “ 等、数多くのサービスを提供できます。HEAD acoustics は Alexa 搭載デバイスで快適な音声のユーザーエクスペリエンスを実現する為に labCORE 拡張モジュール “coreIP-Alexa” を提供します。

labCORE は デジタル及びアナログ信号の測定と分析に特化した HEAD acoustics の高精度の音声オーディオ品質テストの為のモジュール式ハードウエアプラットフォームです。多チャンネル、ハイエンド入出力、プログラマブルインターフェイスを備えた labCORE は様々なテストシナリオに対応でき、ニーズに合わせ柔軟に拡張可能です。labCORE はより多くのインターフェイス、追加機能、高精度の測定信号や生成信号等、測定シナリオニーズに応じて最大 10 の拡張ボードを搭載可能で、ソフトウエアの拡張も可能です。 拡張ボードや拡張ソフトウエアを組み合わせることにより、labCORE は校正やイコライゼーションした音声の再生、Bluetooth、VoIP 信号等、実質的にすべての測定シナリオに対応可能です。

coreIP-Alexa 拡張により labCORE は Alexa デバイスの開発・評価者に以下のメリットを提供します。

• 管理された信号環境における Alexa 搭載デバイスのコールのシミュレーション
• Alexa 搭載デバイスの受話オーディオ品質の正確な特性分析
• 開発時間の短縮
• チューニング時間の大幅削減　
• オーディオ品質の改善　
• エンドユーザーエクスペリエンスの向上

ソフトウエア拡張モジュール coreIP-Alexa により labCORE が Alexa 搭載デバイスの音声品質測定の為のレファレンスゲートウエイとなります。

幅広いメリット

coreIP-Alexa は Alexa デバイスの開発者の特定ニーズに対応できるように設計されています。Skype、Zoom、Portal等、他の通信プラットフォーム は音声品質やユーザーの聴感を正確に評価する為のシミュレーションされ管理された環境を用います。高度通話品質分析ソフトウエア (ACQUA)、 labCORE、coreIP-Alexa により、Alexa の peer-to-peer 通話の正確なシミュレーションが可能なのは HEAD acoustics のシステムのみです。この新しいフレームワークにより Alexa 搭載ソリューション 提供者はAlexa 搭載の音響特性を正確に分析することができ、ネガティブなエンドユーザーフィードバックを事前に回避することが可能になります。

coreIP-Alexa は  Alexa 通話テストスイートを搭載する ACQUA ソフトウエアにより制御され、Alexa 搭載ソリューション提供者はAlexa 搭載デバイスの分析の為に以下のメリットを提供します。

• アップリンク信号の分析の為の校正及びイコライゼーションされた音声
• ダウンリンク信号（遠端）の分析の為のデジタル校正された信号
• ネットワークに送られる信号（近端）を取得する為の校正された電気入力
• ネットワークから受信された信号（遠端）を取得する為の校正された音響入力

すべての利用者に対応

Alexa は様々なモバイル端末や宅内デバイスに採用されますが、それぞれが難しい音響の課題に直面します。Alexa 通信オーディオテストスイートと labCORE、coreIP-Alexa,ACQUA*、VoCAS**を組み合わせることにより、すべての Alexa 搭載デバイスによる快適なユーザーエクスペリエンスを実現可能です。

coreIP-Alexa は通話機能を搭載した Alexa 搭載デバイスの特性分析、通話伝送性能改善を目的としたモジュールです。 HEAD acoustics の Alexa フレームワークは Alexa 搭載デバイスメーカー、Alexa 搭載ソリューション提供者、認証ラボ、Amazon 認定テストラボ、オーディオフロントエンド向けアルゴリズム開発者 (AFE) 、Alexa ソフトウエア開発者、Alexa 通話サポートグループの方々向けに最適です。

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