Listening Effort の予測が簡単に :HEAD acoustics が LEAP を ACQUA 6.1.100 に統合
LEAP は劣化した音声信号を受聴する際の リスナーの Listening Effort を、参照信号としてのソース信号を必要とせずに、予測します。
LEAP は劣化した音声信号を受聴する際の リスナーの Listening Effort を、参照信号としてのソース信号を必要とせずに、予測します。
LEAP (Listening Effort Prediction from Acoustic Parameters) により、HEAD acousticsは、劣化した音声信号を受聴する際にリスナーが感じるListening Effortを予測するソフトウェアツールを統合しました。これは、参照信号としてのソース信号を必要とせずに予測が行われます。これにより、実験室や実環境アプリケーションでより効率的に測定を行うことができます。
フラウンホーファーインスティテュート・デジタルメディア技術IDMT-HSAが開発したソフトウェアソリューションは、1(ベスト)~14(ワースト)までのEffort Scale Categorical Units (ESCU)でListening Effortを評価します。
クリーンな音声信号が利用できないケースの例としては、スマートスピーカー、スマートフォンアシストシステム、カーナビゲーションシステム等の合成音声があります。また、技術的には参照信号が存在したとしても、駅や空港のPAシステムのように、実際に信号として取得するのが難しく非現実的なシナリオも考えられます。
ACQUA 6.1.100 - 音声・オーディオ品質測定チェーンのソフトウエアプラットフォーム
HEAD acousticsのACQUAは、複雑な励起信号の生成から信号の自動測定と分析、セキュアな保存、文書化まで、音声・オーディオ品質測定チェーン全体の高信頼性ソリューションです。
ACQUAを利用して、VoLTE、USB、A2B®、Bluetooth®等、あらゆる伝送シナリオにおける包括的な測定や、携帯電話、ハンズフリー端末、ANCヘッドフォン、ICCシステム、スマートスピーカー等のデバイスの測定を簡単に実施できます。ACQUA リリース 6.1.100 では、豊富な機能がさらに大幅に改善されました。
HEAD acoustics GmbHは統合音響ソリューションと騒音振動解析のリーディングカンパニーです。テレコム分野でも音声品質・オーディオ品質の測定、分析、最適化の為のハードウエアとソフトウエア開発の専門性と先進性、個々のお客様に合った具体的なソリューションやサービスの提供で世界で広く認知されています。ヘッドアコースティクスが提供するサービスは技術製品のサウンドエンジニアリング、環境ノイズ調査、音声品質技術、コンサルティング、トレーニング、サポートと多岐に亘ります。本社はアーヘン市近郊のヘルツォーゲンラート市にあり、中国、フランス、イタリア、インド、日本、韓国、英国、米国に子会社があります。またその他世界中の代理店を通じ幅広くお客様対応をしています。
HEAD acoustics GmbH
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