HEAD acoustics の新経営陣

08. 5月 2023

HEAD acoustics GmbH では 2023 年 5 月 1 日に 2 人の新社長が就任しました。

Dr. ハンス・ギアリッヒが 34 年に亘る社長及びテレコム部門のリサーチのトップとしての勤務を終え HEAD acoustics を退職しました。テレコム部門の牽引役として同部門の大きな成功に貢献し  HEAD acoustics の礎を築きました。音声、通話、オーディオ品質の新たな測定分析メソッドの開発とこの分野での数多くの標準規格づくりの責務を担いました。この分野の最前線で HEAD acoustics が紛れもない市場のリーダーシップを実現できたのはギアリッヒ氏の弛まぬコミットメントと類まれな専門性の賜です。HEAD acoustics は同氏の輝かしい成果と会社の成功への顕著な貢献に対して感謝の意を表します。

音振動知覚部門の技術担当前社長 Dr. アウリス・テレは 本人の希望により 2023 年 5  月 1 日に HEAD acoustics を退職しました。 Dr. Telle は音振動技術における HEAD acoustics の世界のリーダーとしての地位の強化に寄与し、重要な組織改革と技術革新を実行しました。 HEAD acoustics は同氏の新たな挑戦におけるさらなる成功を祈るとともに HEAD acoustics への弛まぬ貢献に対し感謝の意を表明します。

新経営メンバーは社内の人材です。 

2 人の社長の任命は組織構造の再編と合せて行われ、HEAD acoustics の成功戦略にを前進させるトリガーとなります。
HEAD acoustics は経営学専攻の アンネ・ゲラーグラヴェズ氏 を 2023 年 5 月 1 日 付で新設のセールス & マーケティング担当社長のポジションに登用しました。ゲラーグラヴェズ氏は HEAD acoustics に  2018 年 5 月に入社し SVP 部門の事業開発を担当、 2021 年 1 月からは全社の事業管理を担当しました。レーゲンズブルグの大学で経営学を専攻後、国際事業コンピタンスを学び、その後様々な業界で技術営業、事業推進、プロジェクトコントロール、そして長年セールスマネージャーとして豊かな経験を積んできました。HEAD acoustics では新たにグローバルセールス＆マーケティングと技術サポートを担当します。
HEAD acoustics 創業者クラウス・ゲヌイット曰く「ゲラーグラヴェズ氏は当社の顧客の分野、自動車部品会社、自動車メーカーでの経験があり、営業企画や事業管理の領域でも経験があります。」

Dr.マティアス・ヴェーゲアホフは 2023 年 5 月 1 日付で R&D とエンジニアリングサービス担当社長に就任しました。 Dr. ヴェーゲアホフは TU ドルトムンド大学で機構技術を学んだ後、RWTH アーヘン工科大学で博士号を取得しました。博士課程では、ドライブ技術学科のトップを務めました。Dr. ヴェーゲアホフは 2017 年から HEAD acoustics チームに所属し、その 1 年半後にはリサーチチームリーダーとして シミュレーションと SVP/NVH  テスト分野の責任者を務めました。
クラウス・ゲヌイット氏曰く「Dr. ヴェーゲアホフは 5 年以上  HEAD acoustics ファミリーの一員であり当社の技術のすべてに精通しています。同氏は新なタスクをマスターし、HEAD acoustics を革新の道のりでさらに前進させるエネルギーと知見に満ちています。」

これら 2 つの重要な社長のポジションにその資格を備えた社員を登用することにより HEAD acoustics はエネルギー、スタミナ、革新パワーを備え、将来の挑戦課題への準備を開始しました。Professor Dr. ゲヌイット氏曰く、「これらのポジションへ社内人材を登用することにより、会社の構造と DNA が既知である為、切れ目のない移行と迅速な再出発を保証することができます。」