ArtemiS SUITE 16: テストの自動化革命

HEAD acousticsのArtemiS SUITEは、構造ダイナミクスと音響解析のための最も多用途で効率的なソフトウェアです。音振動の測定分析の為のこのモジュール式ソフトウェアプラットフォームは、製品音と環境騒音の最適化に役立ちます。標準化されたソフトウェア環境に強力なツールを組み合わせることで、ユーザーは構造および音響のあらゆる分野のタスクを簡単かつ非常に効率的に習得できます。

完成度の高い自動化及び標準化テスト

ArtemiS SUITE リリース 16.0 では、分析とレポート機能を簡素化し、特にダイナモ測定 / 検証測定、製品の最適化、ベンチマーク等の反復的なタスクを処理するユーザー向けのワークフローと使いやすさの完成度を向上させました。 ArtemiS SUITE modules for 自動化テスト (APR 050 自動化プロジェクト) と標準化テスト (APR 220 標準化テストプロジェクト)の為のArtemiS SUITE モジュールを用いることにより、 多くの可能性に満ち、極めて複雑なタスクでも簡単に思えるほど使い勝手のいいワークフローを体験することができるようになりました。測定後すぐに結果が入手できることに加え、便利なワンクリックレポートを追加すれば、すべてのタスクの準備が整います。

リアルライフ事例

こちらの動画で APR 050 Automation Project を用いて如何に素早くプロジェクトの設定・コンフィグを行い、レポート、データビュワー、単一値テーブルの作成ができるかご覧頂くことができます。以下でデモファイルのダウンロードが可能です。 (ArtemiS SUITEをお持ちの場合のみご利用可能です。)

最初の動画にて、 APR 010 Pool Project を用いてテクニシャンやエンジニアが取り組む典型的な測定タスクをご覧頂けます。

2つ目の動画で APR 050 Automation Project を用いた同じ測定タスクをご覧頂くことができます。

3つ目の動画で APR 050 Automation Project を用いることにより、ひとたび反復的テストを設定したら、如何に迅速にタスクを完遂できるかご覧頂くことができます。

こちらの3つの動画では  APR 050 Automation Project を利用する際に役に立つヒントをご覧頂けます。すべてのシーケンスに共通にパラメター設定がされるように変数を作成したり、大規模の自動化タスクの理解が促進されるようにシーケンスバンドルを用いて、ブラックボックスとして同じタスクを行う同僚に共有します。

ユースケース比較

ArtemiS SUITE Projects は如何なるタスクにも 利用できますが、Automation、 Standardized TestPool のうちどのプロジェクトが自分のユースケースに最適か素早く判断するのに役立つワークステップオーバービューを作成しました。

  Automation Project Standardized Test Project Pool Project
テスト実行サイズ (典型的) 20 以下の録音 20 以上の録音 反復テストには非推奨
データ収集 マニュアル タスクリストベース:Recorder テンプレート (名称、文書化、詳細パラメター)のインストラクションに従うのみ。 マニュアル
Recorder 設定 すべての録音のコンフィグレーションは類似 個々の録音ごとに予めコンフィグレーション設定可能 すべての録音のコンフィグレーションは類似
解析 (典型的) 15 以下の異なる解析シーケンス (チャンネルごとまたは録音ごと) 15 以上の異なる解析シーケンス(チャンネルまたは録音ごと) 録音ごとにマニュアル選択 (Cross Product Logic)
レポート作成 小~中規模レポート 大規模レポート 小レポート
データ編成 定義されておらず、カスタマー次第 自動データ編成・構成。解析・レポートに対象の録音データと指定ファイル名を伴ったフォルダー 定義されておらず、カスタマー次第
入力データ あらゆる種類の時間領域・周波数領域データ あらゆる種類の時間領域・周波数領域データ 時刻歴データ (HDF、DAT、または ATFX)
プロセス要件 非常に高い 不要
柔軟性 + - +++
主なアプリケーション 毎日の業務、反復テスト 大規模反復テスト 開発及びトラブルシュート

サマリー

ArtemiS SUITE 16.0で、自動化テストと標準化テストがさらに簡単に効率的になりました。ワークフローが効率化され使い勝手が向上した ArtemiS SUITE が反復テスト向けのベストオプションです。Automation Project は自由度に優れている一方、Standardized Test Project はガイダンス機能に優れ、設定~実行はより簡単ですが選択肢はより限られています。

Pool Project は卓越したノイズを探査し、柔軟に時刻歴データを取り扱うのには最適です。Automation Project は同じやり方で繰り返し測定データを自動分析するのに最適です。Standardized Test Project は標準的なテスト手順とレポート形式で反復テストを行い、標準化されたレポートを出力するのに最適です。

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