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ArtemiS SUITE 16: テストの自動化革命

ArtemiS SUITE リリース 16.0 は解析やレポート作成がシンプルになり、ダイナモ / 検証測定、製品の最適化、ベンチマーキング等、特に反復的な業務を行うユーザーにとりワークフローと使い勝手が著しく改善しました。

設立当初より HEAD acoustics の ArtemiS SUITE は構造解析や音響解析において常にゲームチェンジャーです。音振動測定解析の為のモジュール式ソフトウエアプラットフォームは製品音や環境ノイズの最適化において最も広範囲に適用でき、効率的かつ包括的なソリューションです。ArtemiS SUITE はすべての音響測定・解析のタスクを簡単にマスターできる、ソフトウエア環境が標準化されたパワフルなツールです。

ArtemiS SUITE 16.0: テストの自動化・標準化の機能が著しく向上しました。

リリース 16.0 により、特に反復的なタスクを行う際のワークフローと使い勝手が著しく改善しました。ArtemiS SUITE モジュール Automation Project (APR 050) と Standardized Test Project (APR 220) は様々な可能性に満ち、複雑なタスクでも難しさを感じさせないワークフローが特徴です。 こうした特徴をシンプルさを念頭に突き詰めることで技術的な敷居の高さを克服しました。 こちらから 自動化プロジェクトと標準化テストプロジェクトについて詳しくご覧頂けます。デモ動画で自動化タスクを如何に簡単に行えるかをお分かり頂けます。ArtemiS SUITE でお試し頂けるデモプロジェクトのダウンロードも可能です。

Automation Project は自由度に優れています。Standardization Project はガイダンス機能に優れ、準備や実行をより簡単に行える一方、より選択肢の制限があります。Pool project は時刻歴データを柔軟に調査することにより不快なノイズの解析を行うようなトラブルシューティングに最適です。 Automation Project は測定タスクを常に同じ方法で自動で行うケースに最適です。Standardized Testing Project は大規模テストに最適です。標準化された手順で測定、文書化、標準化されたレポートの出力を簡単に行うことができます。

生産性と機能の向上

ArtemiS SUITEのダイアグラムの凡例パターンフレームワークを拡張し高度なカスタマイズが可能になりました。よりきめ細かな制御が可能になり、曲線名を明確で具体的に表示する等、データ表示がより柔軟性になり、レポートが理解しやすくなりました。

例えば、単位が「通常の」表記で保存されないことが多いCANまたはFlexRay信号をインポートする場合等、(例えば、degCの°Cへの変換のように)単位文字列を既知の量に変換するための単位対数量ルールを定義する機能を追加しました

ファイル処理と互換性保護に関しては、バージョン間の互換性認識と上書き保護を強化する為に、ドキュメントにアプリケーションのバージョン情報を埋め込みました。ファイルは常に注意と互換性を念頭に置いて処理される為安心です。

伝達経路解析 (TPA) 

ArtemiS SUITE リリース 16.0 には、TPA モデルの検証をサポートする為のインターフェイス完全性基準 (ICCplus) 解析が含まれています。

ArtemiS SUITE のレポート機能の改善

レポート内の XY ダイアグラムで、1 つのダイアグラムに複数の曲線を表示できるようになりました。曲線管理(座標軸の切り替えと移動、曲線の追加)と線種の変更の為のプロパティも追加されました。

「ページ」タブに新しいフィルターオプションが追加され、例えば、バインディングが壊れているページをワンクリックで除外して、部分的な結果のみのレポートテンプレートを使用できるようになりました。

新しいレポートライブラリ(ASX 09)を利用すると、ArtemiS SUITEをインストールせずにレポートの読み取り、変更、エクスポート、及び保存を行うことができます。レポートは、PDF または PowerPoint としてエクスポートし、新しいレポートファイルとして保存できます。

ArtemiS SUITE Recorder

レコーダー コントロールの新しい一時停止ボタンを使用すると、録音を一時停止できます。また、このボタンを押すと、トリガー条件が発生しない場合にトリガーの設定を解放することもできます。

「すべてのキーで開始」は、大きな録音ボタンのある別のウィンドウを開きます。キーボード入力またはマウス/タッチで大きな録音ボタンをクリックすると、録音が開始されたり、実行中の録音が停止されたりします。

現在選択されているチャネルのダイアグラムの内容を表示するようにオンラインモニターのダイアグラムを設定できるようになり、ワンクリックで複数のダイアグラムの内容を切り替えることができるようになりました。

HEAD acoustics は追加のCSM モジュールをサポートします。

ArtemiS SUITE 16.0 は、既にサポートされている HV AD ECAT および AD ECAT モジュールに加えて、CSM による EtherCAT® ベースのミニモジュールと高電圧ブレークアウトモジュールをさらにサポートします。

特に、電圧、電流、電力測定用の高電圧ブレークアウトモジュールは、電気自動車やハイブリッド車のテストで幅広い用途に応用できます。

PTP プロトコルを介して HEADlab コントローラー (第 2 世代) と同期し、ArtemiS SUITE のRecorderで CSM システムと HEADlab との同時記録が可能です。

 

 

ArtemiS SUITE 16 は、既にダウンロードもライセンスの入手も可能です。詳細はお問合わせください。

 


ドキュメント


ヘッドアコースティクスについて

HEAD acoustics GmbHは統合音響ソリューションと騒音振動解析のリーディングカンパニーです。テレコム分野でも音声品質・オーディオ品質の測定、分析、最適化の為のハードウエアとソフトウエア開発の専門性と先進性、個々のお客様に合った具体的なソリューションやサービスの提供で世界で広く認知されています。ヘッドアコースティクスが提供するサービスは技術製品のサウンドエンジニアリング、環境ノイズ調査、音声品質技術、コンサルティング、トレーニング、サポートと多岐に亘ります。本社はアーヘン市近郊のヘルツォーゲンラート市にあり、中国、フランス、イタリア、インド、日本、韓国、英国、米国に子会社があります。またその他世界中の代理店を通じ幅広くお客様対応をしています。


プレスチーム

HEAD acoustics GmbH
Ebertstr. 30a
D-52134 Herzogenrath
Germany

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