HMS II.5 - 送話方向測定専用のフルバンドダミーヘッド

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HMS II.5 は送話方向の音声・オーディオ品質測定専用のフルバンドダミーヘッドです。特に耳から離れた位置で利用するハンズフリーシステムやスマートスピーカー等の通話デバイスのテストに最適です。このヘッド&トルソーシミュレーターの形状と音響特性は ITU-T 勧告 P.58 に適合しており、人体の音響に影響するすべての構造を再現しています。

HMS II.5 は送話方向の測定のみをサポートしており、フルバンド低歪 2 ウェイマウススピーカーが搭載されています。疑似耳の搭載はしていません。疑似マウスは人の声のフルスペクトルを再現しており、狭帯域、広帯域、スーパーワイドバンド、フルバンド測定が可能です。

HMS II.5 は新に導入されたモジュールコンセプトが特徴です。このコンセプトは通話と音声テスト分野の HEAD acoustics のすべてのダミーヘッドに共通です。今後はアプリケーションが異なっても同じ一台のダミーヘッドで対応可能です。測定タスクに合わせて疑似耳と耳介を素早く簡単に付け替え可能です。

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HMS II.5 は送話方向の測定のみをサポートしており、フルバンド低歪 2...

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ハイライト

HMS II.5 は耳から離れた位置で利用するオーディオ及び通話デバイスの送話方向のフルバンド測定に最適です。
ダミーヘッドの形状と音響特性はITU-T 勧告P.58 に適合しています。
モジュールコンセプトにより HMS II.5 を測定タスクに合わせて素早く簡単にアダプテーション可能です。

Two artificial heads in application mode.

アプリケーション

送話方向の音声品質とオーディオ品質測定
- ハンズフリー端末、In-car 通話 (ICC) システム、インフォテインメントシステム、緊急通報 (eCall) デバイス等の車載アプリケーション
- スマートスピーカー、IoT デバイス等の音声操作によるスマートホームデバイス
- カンファレンス電話、ハンズフリーデバイス

フィーチャー

2 ウェイスピーカー搭載の疑似マウスは 50 Hz ～ 20 kHz、狭帯域からフルバンドのイコライゼーションされた音声信号を伝送します。
2 ウェイ疑似マウスは低歪で高音声レベルを再現します。
2 ウェイマウスの音響特性は ITU-T勧告 P.58の要件を上回ります。
2 ウェイ疑似マウスの自動化され快適なイコライゼーションは測定分析ソフトウエア ACQUAでサポートされています。
モジュールコンセプトにより HMS II.5 は受話方向測定の為に疑似耳を後付け可能です。これによりいろいろな測定タスクに合わせた対応が可能です。
- 疑似耳の他のバイアントも利用可能です。
  - 人の耳のインピーダンスレスポンスに合わせた右側の低ノイズ疑似耳 (HIS R LN HEC) と左耳 (HIS L LN HEC)
  - 低ノイズ疑似耳　右耳 (HIS R LN) と左耳 (HIS L LN)
  - IEC 60318-4 に適合した右側の疑似耳 (HIS R) と左耳 (HIS L)
- 耳介: HMS II.5 は 2 つのアナトミカル型の耳介 (type 3.3) が搭載されています。シンプル型の耳介 (type 3.4)に付け替えも可能です。また、外耳道をリアルに模したヒューマンライクな耳介 (type 4.3：基準面まで) も利用可能です。
疑似鼻(AN-HMS)の搭載も可能です。装着時に鼻に固定する様々なオーディオや通話デバイス (バーチャルリアリティ用眼鏡やヘッドセット等)の音響測定を可能にします。