HEADlab II – 次世代多チャンネル音振動データ収集システム 

この新世代モジュール式 HEADlab データ収集システムは旧世代よりも困難なモバイル用途により適しています。新モデルは多チャンネル音振動測定の為よりわかり易く堅牢に設計されており、高データ転送レート、CAN-FD 対応、GPS と LAN (PTP) による同期機能が特徴です。

HEADlab II システムは一台或いは複数のコントローラと様々な入力、再生、電源供給用のモジュールで構成されます。システム構成は簡単で、どのモジュールをコントローラと組み合わせるかを決めるだけです。 個々のアプリケーションに応じてさまざまなセンサータイプに使用されるモジュールは、堅牢で、柔軟に組み合わせ可能で、ファンやノイズが非搭載です。統合ロック機構により、モジュールは堅牢に結合されたシステムとなり、取り外しも簡単です。

 HEADlab II システムの心臓部は、新しいインターフェースプロトコル HEADlink 2.0 を搭載したパワフルなコントローラー labCTRL II.1 で、チャンネルあたり 8 ～ 204.8 kHz のサンプルレートが可能です。labCTRL II.1は、データを集中同期し、接続モジュールに電源を供給し、PCと接続します。複数のコントローラを接続することで、最大数百チャンネルまでシステム拡張ができます。その他のアクセサリー (例: 車室内衝突対策の為の Isofix マウント) により、HEADlab II システムは便利かつ安全に持ち運びができ、殆どどこにでも取り付けが可能です。

HEADlab 第 I 世代と第 II 世代のすべての HEADlab モジュールは互いに完全な互換性があります。第 I世代の HEADlab モジュールは第 II 世代のコントローラーと組み合わせることができます。同様に、新世代の入力モジュールは HEADlink 1.0 プロトコル (HEADlab 第 I 世代モジュールのデータレート) を使用して第 I 世代コントローラーと組み合わせることができます。また、どのプロトコルが使用できるかを HEADlink 接続ごとにネゴシエートする為、混在した状態での操作も可能です。従って、完全な柔軟性が保証されています。